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10:30 AUD 6月小売売上高(前月比) 予想 0.4% 結果0.2
21:00 ドイツ 7月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比) 予想 7.4% 結果7.5
21:30 米国 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率) 予想0.5% 結果 -0.9
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-27/RFP6K3T0G1KY01?srnd=cojp-v2
日本株は続伸へ、FRB議長発言で米利上げ鈍化期待-景気懸念が緩和
長谷川敏郎2022年7月28日 7:59 JST
東京株式相場は続伸の見込み。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受け、利上げペース鈍化期待やリセッション(景気後退)懸念緩和が出ており投資家心理が改善する。電機など輸出関連、鉄鋼など素材株、金融株などに買いが入り、内外需の幅広い銘柄が値上がりしそうだ。
米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は2万8020円と、大阪取引所の通常取引終値(2万7760円)に比べ260円高米国株は大幅高、ナスダック総合指数は約2年3カ月ぶりの上昇率-米10年債利回りは2.78%へ低下 |
市場関係者の見方
野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
- 市場の期待通りのFOMCとなったことで、金融政策の不透明感が後退したのが好材料になる。インフレが再加速しない限り次回以降の利上げ幅は同じか幅が小さくなりそう
- 3月の最初の米利上げ以降、FRBはどんどんタカ派化する状況だったが、今後はバランスを取った金融政策となる可能性が高まった
- ただ、利上げの累積効果から景気減速を示すデータが今後出てくれば市場が動揺する可能性は残る-米国株が完全に底入れしたとまではまだ言えない
背景
- FOMC、2会合連続の75bp利上げ-パウエル氏は景気後退否定
- FOMC声明:支出と生産の指標軟化も雇用堅調
- ニューヨーク原油先物は2.4%高の1バレル=97.26ドルと反発-米原油在庫は5月末以来の大幅減
- 米上院、半導体業界支援法案を可決-520億ドル補助金
- 前日の海外市況はこちらをご覧ください
21:30のPCEデフレータが良く、上がって所持ポジションがロスカットとなった。そもそも入ってはいけなかった。引き付けてショートすべき。どうせ下がるだろうで入って負けた。
・米長期金利/国債市場
29日の米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。表面利率2.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は高い)2.65%で終えた。欧州市場に入ると持ち高調整の売りが強まったほか、6月米個人消費支出(PCE)など米インフレ指標が強かったことも売りにつながり、利回りは一時2.72%台まで上昇した。ただ、過度な大幅利上げ期待がいったん後退するなかで次第にデフレータ買い戻しが優勢となり、利回りは2.61%台まで一転低下する場面もあった。