3月 ファンダ

2023-0329-LONDONFIX-SPIKE-LOW

まずロンドンフィックスとは:英国のロンドン市場にて金融機関の対顧客向け外貨取引の基準レートを決める行為英国が夏時間の間は日本時間24時、英国が冬時間の間は日本時間1時。この時間に決められた為替レートが、その日の両替のレートや企業との取引レートとして使われる。

 ロンドンフィックスは土日を除いて毎日あり、ロンドンフィックスにかけて相場が特に動きやすい時期は月末、期末、年末

 理由は、投資信託や年金運用基金、ヘッジファンドといった機関投資家は、月末、期末、年末のロンドンフィックスで、「リバランス」に絡んだ大口取引などを持ち込むことがあるから。

リバランス:ポートフォリオの調整のこと。たとえば、ある機関投資家の基本的なポートフォリオが仮に「米国株30%、欧州株20%、英国株10%、米国債券20%、欧州債券15%、英国債券5%」といったものなら、相場変動によってこの基本的な比率から大きなズレが生じた際、当初設定した基本的な比率に戻すのがリバランス。

 ロンドンフィックスにかけて動きやすい通貨も存在し、英国と欧州は隣り合っていることから、ロンドンフィックスでは、ユーロや英ポンド絡みの取引が活発に行われる。

では、なぜ3/28のSPIKE LOWはドル円だったのか?下記はドル円1分足。

今の時期は クレディスイスの株価暴落により安全通貨スイスフランの信頼が過去より揺らいでいるのと、Svbの破綻によりドルも以前より信頼が揺らいでいるが故、安全通貨の円が見直されたと考えられる。

例えば所持していたGOLDを売ってドル円を買う。->2023/3/30 GOLDを売れば手元にドルが残るので、ドルでドルを買うのはつじつまが合わない。またGOLDを売って利確しても、他のASSETをGOLDの利確だけで動かすほどの力はGOLDにはないだろう。
リバランス;例 欧州株が上がって米国株式が下がってた場合→保持している欧州株を売って米国株式を買うだろう。欧州株を売るとユーロが手に入るので、ユーロを使って米ドルを買うと、ユーロの価値が下がる。

GOLDは2023/3に高値を付けている。下記チャート日足。

ドル円は138円を高値に130.0キリ番近くまで安くなっている。若干こじつけではあるが。


円が買われる参考記事はこちら。

円がウォール街の人気トレードに、避難先通貨としての地位を回復

Eva Szalay、Libby Cherry2023年3月29日 10:06 JST

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-29/RS93LST0AFB401?srnd=cojp-v2

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保護中: 2023-0327-and-0329-Night-Meeting

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3/28 Schart スイスが売られている。ドルも売られ気味

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