当日の考察:以前の発言で、金融緩和は継続というような発言をしていて、やがては金融引き締めをするであろうが、今回いきなり金融引き締めをいうことはまず無いだろうから、それを考えると金融緩和の発言に賭けるのが、有力な投資アイディアであったと思う。仕掛けるのであれば、発言前の132.0のキリ番付近を底と考えて、金融緩和の発言をする前提でロングをしておくのはありと思う。ロスカットラインは下のバッファーで 132.08から132.9までのバッファである。これは秒スキャではないので(分スキャもしくは数時間レベルのトレード)、20PIPSくらい、いや動くならもっとバッファをもってトレードすべきであった。(バッファがデカきゃ損切金額で調整)
下記は15分足。発言後上昇継続。金融緩和継続発言で買われたと推測できる。
翌日の再度考察:録画を聞くと会見開始後、11分後に金融緩和継続のような発言をしている。(ただし状況によって対応を変える的なことも言っている)19:26 くらい。ここで天井をつけて下落している。これは利確の売りだと考える。
その後跳ね上がったのは「イールドカーブが適切」であがった YouYTubeは21:11 チャートでは19:35。https://youtu.be/WDyC7IBybQE?t=1265
これらが起きた事実である(違ってたらコメント下さい)。
しかしながらこの発言を確認してからのロングという手は作戦としてはありだが、実際はそれを予想していた買い手がその発言で売るSell The Factの可能性もあるので、結果論だがこの発言を聞いてからの買いは遅い。
やはり未だに植田総裁の発言のコンセンサスは金融緩和を続けるということを見込んで会見前にタイミングを見て仕込んでおくのが今回の一番適切なトレードであり、それが、132.0のキリ番で当たったところである(オレンジ矢印)。ここはもう予想になってしまうのだが、ファンダメンタル的な要素が多く含まれている(金融緩和継続継続で上がるということ)ので、損切りの値幅をチャートで機能しているところで決めて、あとは腹をくくって損切金額をなくなったものとした覚悟でLONGで取引する以外方法はないと思う。答えが無い以上、こういう場面で自分で考えてトレードしないと成長しないと思う。(実際はトレードしてない。勿体ない。ここは経験を買う意味で損してでもやるべきだったし、上記シナリオが事前に立たないといけない。ただし、シナリオ立てだけならタダのアナリストになる。)
録画 https://youtu.be/6aOGpSHrEOg
YCCとマイナス金利は継続適当、現状維持の姿勢示す-植田総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-10/RSVXN4DWRGG001
伊藤純夫、占部絵美2023年4月10日 19:23 JST 更新日時 2023年4月10日 22:54 JST
日本銀行の植田和男新総裁は10日夜、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策とマイナス金利政策について、いずれも継続が適当との見解を示した。氷見野良
【米国市況】株は小幅高、国債利回り上昇-植田総裁会見で円安進行
Carly Wanna、Angel Adegbesan2023年4月11日 5:58 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-10/RSX1H3DWX2PS01?srnd=cojp-v2
外国為替市場ではドルが上昇。日本銀行の植田和男新総裁が就任記者会見でタカ派的なメッセージを送らなかったことから円は下落した。
植田総裁のYCC継続姿勢で円安・債券高も、なお疑心暗鬼-市場の声
船曳三郎2023年4月11日 8:59 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-10/RSX4F3DWRGG001?srnd=cojp-v2
日本銀行の植田和男新総裁が就任会見で、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の継続姿勢を示し、市場の政策修正期待は肩透かしを食らった。ただ、政策修正を勘繰られないための配慮という見方もあり、投資家は依然として疑心暗鬼だ。
大規模な金融緩和策の副作用についてはメリットとデメリットを比較考慮して決めるべきとされ、政策の点検・検証が行われるかどうかが今後の焦点になりそうだ。
わからないが4/11の朝はドル円で持ったポジションの利確が入り、朝から円が買われたのだと推測できる。