7月 天然ガス

2022-0726-相場観察

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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-25/RFKZV7T0AFBM01?srnd=cojp-v2

ロシアが欧州向け天然ガス供給を一段と削減へ、欧州ガス急騰

Anna Shiryaevskaya2022年7月26日 0:44 JST更新日時 2022年7月26日 7:03 JST

  • 主要パイプライン「ノルドストリーム1」、27日から稼働率20%に
  • タービン問題が背景とガスプロム-冬の欧州エネルギー備蓄に暗雲

ロシアは欧州向けの主要パイプライン「ノルドストリーム1」を経由したドイツへのガス供給を一段と削減する。冬に向けた欧州のエネルギー備蓄に暗雲が垂れ込めた。

  ロシアの国営天然ガス企業ガスプロムの発表によれば、同パイプラインの輸送稼働率をモスクワ時間27日午前7時(日本時間同午後1時)から20%前後に引き下げる。タービンの保守点検の問題が背景にあると説明した。

  ガスプロムの発表を受け、欧州の指標ガス先物価格は一時12%上昇した。

  この稼働率がいつまで続くかは不明。ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う対ロ制裁で悪化した欧州のエネルギー危機は欧州連合(EU)域内経済に大きな打撃を与える恐れがある。

  通常6基のタービンが使用されるが、ガスプロムの発表によると、ロシアのポルトバヤ圧縮機ステーションではタービン1基のみが作動している。交換用タービン1基がカナダで点検修理された後、国際制裁により返還が遅れており、残りはなおロシア国内にあって保守点検のためカナダに送る必要がある。https://a093a0cd0fcc5c457f41abf46aacbe55.safeframe.googlesyndication.com/safeframe/1-0-38/html/container.html

  オックスフォード・エネルギー研究所の特別研究員、ジョナサン・スターン氏は「戻されるタービンに問題がなければ、この稼働率引き下げは時限的措置になるだろう。しかし他の主要タービン全てをカナダに戻す必要がある場合は、冬が近づく中で供給確保は時間との競争になる」と分析した。

  ロシアのプーチン大統領はカナダで修理されたタービンがロシアに戻れば稼働率40%が可能になると述べた。今月実施された定期点検の前の稼働率は40%で、点検後も引き続きその水準となっていた。

原題:Russia to Cut Nord Stream Gas Flow in Ominous Sign for WinterEurope Gas Prices Jump as Gazprom Cuts Nord Stream Flows Further(抜粋)

Europe Gas Prices Jump as Gazprom Cuts Nord Stream Flows Further

  • Nord Stream flows to decline to 20% of capacity from Wednesday
  • Gazprom takes another turbine on pipeline out of service

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Anna Shiryaevskaya2022年7月25日 23:46 GMT+9

おそらく反応したのは7/25 23:00 下記チャート

7/26 12:30も反応して窓を開けている。なんかあったか?

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2639U0W2A720C2000000/

EU、ガス消費15%削減で合意 ロシア産供給減に対応

ヨーロッパ2022年7月26日 15:13 (2022年7月26日 20:38更新)

ロシアは欧州へのガス供給を絞っている=ロイター

欧州連合(EU)は26日、ブリュッセルでエネルギー相理事会を開き、8月から2023年3月までの天然ガスの需要を過去5年の平均に比べて15%減らす目標で合意した。一部の加盟国に配慮して例外規定を設けたが、ガスの主要な輸入元のロシアとの対立が深まるなか、EUの結束を優先した。

執行機関の欧州委員会が20日、15%減の「節ガス計画」案を加盟国に提示していた。一部の国が一律に15%に減らす目標に反対していたため、エネルギー相理事会では欧州委案に例外や免除規定を付け加えた。

フォンデアライエン欧州委員長は声明を発表し、「EUは(ロシアの)プーチン(大統領)によるガスの完全な供給途絶の脅威に立ち向かうための一歩を踏み出した」と政治合意を歓迎した。技術的な細部を詰めた上で実行に移す。

具体的には、15%減は加盟国が自主的な目標として実現に努めるが、ロシアがガス輸出を止めたり、大幅に減らしたりする緊急事態になれば、欧州委が目標を加盟国に強制できるようにする。

島しょ国など他の加盟国とガス網で結ばれていない国は除外する。他の加盟国への輸送能力が乏しい国や、発電をガスに大きく依存している国は、目標を免除される可能性がある規定を設けた。

ドイツやフランスなどEUの大国も取り組むことになるが、目標の軽減措置の恩恵を受ける可能性がある。例えば、8月時点で十分なガスの貯蔵がある場合は目標の緩和を申請できる。さらに鉄鋼や化学など重要な産業で使うガスは目標の対象外とできるルールも設けた。

EUは21年にロシアから需要全体の4割にあたる1550億立方メートルの天然ガスを輸入した。15%の削減が実現すれば、450億立方メートルの節約になる。EUは節ガスに加え、米国やアゼルバイジャンからのガス輸入の拡大を急ぎ、需要期の冬を乗り越えようとしている。

https://jp.tradingview.com/chart/WWvZgbwN/?symbol=MCX%3ANATURALGAS1%21

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